和小物のアレンジに是非使ってほしいのが水引での飾り。たとえば和柄の小物入れのアクセント、贈り物の包装紙の上に結んだり、和婚なら招待状や引き出物の飾りにも使えます!
しかもカンタンなのが嬉しい。今回は完全マスターできる水引での「あわじ結び」と「梅結び」の結び方を、イラストつきでわかりやすく解説しますよ。
あわじ結び→梅結びになる
水引で梅結びを作ろうとしたら、「あわじ結び」からの「梅結び」になります。
あわじ結びの延長線上に梅結びがあるわけです。
ちなみに「あわじ結び」とは別称「鮑(あわび)結び」とも。
飾りあわじなので、そこまで厳格にする必要もないとは思いますが、頭の片隅には入れておきたいですね。
あわじ結びの結び方→梅結びの結び方
さっそく結び方をイラストで紹介していきます!最初は練習で、水引3本くらいまとめてやるとやりやすいですよ。
ポイントはひらがなの「め」です。
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- はじめに左側に輪をつくる
重なった部分を軽く押さえながら次のステップに進みます。
- はじめに左側に輪をつくる
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- 下に輪をつくり、しっぽを上にとおす
1で作った輪の下側ちょいズレた感じで同じく輪を作ります。下に重ねるイメージで、しっぽの伸びた部分を上にとおす形です。
全体的な形のイメージは、ひらがなの「め」が少し回転してる感じ。伝われ~
- 下に輪をつくり、しっぽを上にとおす
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- 「め」の中を交互にくぐらせながらとおす
「め」のイメージが湧いていれば、合間をぬいぬいしながらくぐらせていく感じです。
イラスト見ながら、下から入って~上~、また下~、最後に上~、ってな具合にとおしていきます。
- 「め」の中を交互にくぐらせながらとおす
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- おっと、あわじ結びが完成だ!
- おっと、あわじ結びが完成だ!
ね?簡単だったでしょ。
ちなみに輪っかの感覚を調整するとニュアンスが違った結び目が出来ます。
梅結びの結び方
この状態からひと手間かければ梅結びが完成します。ワンステップだけです、まじで楽勝です。
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- 先端を「め」の中心の穴にとおす
残った先端を「め」の中心になってる穴にとおします。
まず左側に出てる先端からやるといいです、ぐいんと輪になるようにまるめながら、「め」の中心の穴に差すイメージです。
それから右側の先端を、さきほどの輪の上に重ねつつ「め」の下側に入れておく感じ。
- 先端を「め」の中心の穴にとおす
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- 梅結びの完成!
キュキュッと結び目をきつくすれば、こんなんなります。
- 梅結びの完成!
水引のそろえ方は最初はなかなか難しいのですが、順を追って1本ずつ締めていくとなんとか綺麗になります。
1本ずつ順番を見ながらやるのがポイント。
あわじ結びや梅結びの水引を使ってワンポイントを飾る
こんなに簡単に出来る水引の飾り、普段からいろいろと使えそうですよ。
ちなみに水引は100均でも手に入ります、なんと!手軽な!
箱や包みのアクセントに
たとえばこれは簡易的にあててみましたが、箱状のものにまるで帯締めを締めるように飾ってあげる。
ちょっと金の水引が足りていないけれども。
(水引の長さをあわせないとこういうことになりますからね)
まぁ要はこういうことですよ。
美しいですね。
包み紙の色のかけあわせで色々楽しめそう。
箱状のものでなくても、花瓶のアクセントにするとかね。
水引の髪飾りとして使う
これなんかは梅結びの下にさらにおおきなはなびらを足してボリューム出してますね。
色を変えれば全然違うイメージで作れそう。
こんなんにアメピンぶっさせば髪飾りにできちゃいますよ。
ちなみに飾り紐で作る「梅結び」って手もあります。
これはまた実は全然作り方が違いましてね。
こちらの記事から確認してはいよ。

結論、和テイストの小物ならなんでも合う!
わたしは和婚でしたので、招待状に先のあわじ結びをアクセントとして飾りました。
まとめ:アレンジ次第でバリエーションすごいぞコレ!
というわけで、カンタンな水引の結び方として「あわじ結び」からの「梅結び」を紹介してきましたが、これアイデア次第で色々使えますぞ。
ちょっとした贈り物や手紙に添えてもよさそうだし、キーホルダー的になんかにつけるってのもいいんじゃないでしょうか。
まぁわたしは和テイストの小物があまり好きでないのでやらないけど。(ええ…)
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