着物のキホン「帯揚げ」振袖には総絞り?結び方やアレンジも

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今回は帯揚げの話。
着物通の方からすると「えっ、そんなことも知らないとか・・・www」って感じだと思いますが、初心者ってそういうこと。
振袖だろうと小紋だろうと紬だろうと、帯揚げの合わせ方なぞ色味ぐらいだろうと思ってましたから。
着物の格にあわせるのは帯だけではなかった、という話。
(それでいうとプラス帯揚げだけで済む話でもない)

帯揚げとは

そもそもの説明もしておきましょうね~

「帯揚げ」っつーのはコレです。

大島紬 帯揚げ 説明 コーディネート

いまだ諦めのつかない大島紬・・・

大島紬が着られなかった話はコチラから・・・

初心者が着物を着ようとして2時間で挫折した話&子育てママと着物の話
そう、タイトルどおり。 お正月に着物を着よう、初詣に大島紬で出かけよう!そう思って密かに意気揚々と...

はぁ・・・
まあそれはおいといて、帯揚げっつーのは上の写真でいう赤い紐のことですね。

着物を全然着ない方でも、帯の上になんか紐のような布のようなものがあるのはぼんやりイメージできるのではないでしょうか。

これにはしっかり役目がありましてですね。

帯枕の位置ズレを防ぐ

帯枕ってのはコレ。

帯枕

振袖の変わり結びでも、お太鼓結びでも、枕帯は使われます。

豪華な変わり結びの飾り部分を支える土台であり、お太鼓のふんわりした丸みを形作るものであり。

横から見るとわかりやすいですね。

帯 横から 帯結び 構成

帯からふわりと総絞りのやわらかい帯揚げが出ているのがわかります。

帯枕の写真にあるように、帯枕自体にも紐がついていて、きちんと固定するようになっています。
着付けのときは帯枕に帯締めをかぶせて使いますが、その結ぶ位置は別々なんですよ。

どういうことかといいますと・・・

帯枕 締め方 ポイント

伝統を知り、今様に着る 着物の事典(池田書店) 大久保信子 監修 より引用

帯枕の紐はグッと帯の中心へと引き込むんです。
これで帯枕が体としっかり密着します。

そして仕上げに帯揚げで包み込み、帯上で結ぶことで帯枕の下部分から支えることになるわけです。

このまま前できちっと結ぶから、帯枕の下土台が安定しますよね。

帯枕の紐を綺麗に隠す

いわずもがなですね。
帯枕の写真を見ればわかりますよね、あの紐だけが見えてしまうという。

そこに帯揚げをかぶせて紐や枕をかくし、、美しい絞りや綸子、縮緬で雰囲気をつけるのです。

振袖 帯 横から 構成 変わり結び

帯枕を綺麗に隠してくれています。

黒留袖の袋帯、後姿だけでも豪華ですね~

袋帯 黒留袖 留袖 帯揚げ 解説

余談ですが、その昔、帯枕がない時代はお太鼓もぺったんこだったんだとか。

アクセサリー感覚としても

ぶっちゃけ、帯揚げがなくても着付けできちゃうんですって。
まぁ細かく言うと前述の役割もあるのでモチロンあるとないとでは違うんでしょうが、なくても着れちゃうらしく。

わたしは自分で着れるのは浴衣ぐらいなんで、経験はありませんが、帯揚げって実は忘れがちなアイテムでもあるんだとか。
帯結びでも終盤ですもんね、帯揚げを結ぶのって。

しかし。
そんな帯揚げは着物のコーディネートを考えるときにとても重要で。

特に帯締め・帯揚げのセットで全体の色を引き締めたり、やわらかくしたりすることが可能ですから、全体のコーディネートを考えるときにはなくてはならない存在です。

着物によって適する帯揚げがそこにはある・・・!

いや、まじで知らんかったです。
初心者ってそういうこと。

厳密な決まりがあるのは黒留袖と喪服

フォーマル中のフォーマル、黒留袖ですね。
留袖には色々と決まり事がありますが、その中でも黒留袖における帯揚げ(帯締めも)の色は白です。

ちょっとわかりにくいですね、でも雰囲気がよかったもので。
結婚式でのおばあちゃまでしょうか。

そして喪服は黒喪服、色喪服とありますが、双方とも小物は黒で統一します。
帯揚げに始まり、帯や帯締め、草履からバッグまですべて黒です。
ちなみに半衿、長襦袢、足袋は白です。

総絞りはやっぱり振袖用?

厳密に決まりはないらしいんですが、やっぱり総絞りだとボリュームもあって豪華ですからね。
さらに言うと、どうしても若々しい感じはしてしまうようですね。

落ち着いた訪問着なんかには合わせにくいよ、そういう話。

やはり着物とのバランスということになりそうです。

絞りの帯揚げ「中抜き」というものも

なんとうちにある帯揚げは全てコレでしたよwww
お太鼓の帯枕にかかる部分に絞りが入っていないものです。

帯揚げ 中抜き 両端絞り

カラバリの少なさよ・・・

うん、帯揚げ買おう・・・

もちろん横から見ると絞りがないことがわかってしまいますし、総絞りより格は下がります。

最上級の礼装には向かないでしょうね。

格というよりは、慣例的な決まりごと

綸子生地などでピカピカして金糸が入ってる、これはもうフォーマル。

最近の雑誌なんかでも、振袖以外のフォーマルお着物で絞りの帯揚げってあんま見ない気がするんですよね~
だいたいがこういう綸子で光沢が強めのやつとか・・・
流行りなんかもあるんでしょうか?

逆に柄ものや細縞なんかはカジュアルですよと。

こうやってみると一目瞭然な感じはしますね。
最後のデザインバリバリ!なやつを紋付き色無地に合わせますか?ということですわ。

帯揚げの結び方

すいません、ほんとすいません。
いつの日か自前でやってちゃんとアップします・・・

とてもわかりやすく解説されているサイト様がありましたのでリンクをば。。。

帯締めと帯揚げの結び方(本結び・絞り結び)を詳しく解説しました(写真)
帯締めと帯揚げの結び方(本結び・絞り結び)を詳しく解説しました(写真)、着付け講座など無料配布中です。着物生活術・和装和文化を情報発信。伝統をまもりつつ日常にお気軽着物生活を楽しみませんか。

帯揚げのアレンジ

前項にて、本結び・絞り結びを解説されているサイト様をご紹介いたしました。

あとはこんなんもありますよ~というご紹介です。

本結び

前項のリンク先のとおりです。
わたし、自分の着物姿の写真見直しましたがすべてコレでござんした。
もちろんすべてプロの着付け師さんにお願いしています。

帯揚げ 本結び

基本の結び方なんですね。

着物をよく知らない人でもイメージする結び方であるように思います。

入組(いりく,入り組)

振袖でよく見ますね。
帯揚げの幅がたくさん出ていて豪華ですよね。花嫁衣装のお着物でもこういった帯揚げを見ます。

これも入組。

入組=振袖というわけではないんですね。

一本字結び

舞妓さんの着付けって、ちょっと着物をかじると随分と特殊なんだなってわかります。
こういう直線状の帯揚げの処理が一文字結びなんですが、舞妓さんに至ってはそのキャリアで帯揚げの結び方も変わってくるんですって。
奥深き世界ですなぁ~

モチーフアクセント

バラのようなお花、リボン(蝶結び)、わしゃわしゃってなったやつ・・・

「帯揚げ アレンジ」で検索したらいろいろ見られますよ~

帯揚げ アレンジ 検索結果

まとめ

帯揚げひとつとっても、極端な使い方をしてしまうと「うおっ、アイツ・・・」という目で見られますという話。
でもまぁ、逆に言えばそこまで極端な合わせ方でなければそんなに堅苦しく考える必要もないように思いました。

着物の格というよりは雰囲気の問題ですかね、年齢でも変わってくるような気がします。

とりあえずわたしはいくつか帯揚げを買おうと思いました。笑

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